ラモトリギンとバルプロ酸の併用【薬剤師国家試験103回問339】
hachi
Hachi薬
58歳男性。尿路結石の既往歴あり。健康診断で尿酸値が高いことを指摘され、受診を勧められた。
現在は痛風関節炎等の症状は認められないが、近医を受診した。検査の結果、尿酸排泄低下型の高尿酸血症と診断され、薬物治療を行うことになった。

本患者の治療に用いられる薬物として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1 フェブキソスタット
2 ブコローム
3 プロベネシド
4 ベンズブロマロン
5 ラスブリカーゼ(遺伝子組換え)
答え:1
本患者は尿路結石の既往歴があり、かつ高度腎機能障害だと推測できる。
(下図)

引用元:CKD診療の概念の基本
選択肢の薬剤の内、この患者に使用可能なのはフェブキソスタット。
| フェブキソスタット | 腎障害患者慎重投与 |
| ブコローム | 腎障害禁忌 |
| プロベネシド | 尿路結石・腎障害禁忌 |
| ベンズブロマロン | 尿路結石・腎障害禁忌 |
