モルヒネの分離【薬剤師国家試験98回問97】
hachi
Hachi薬
フェノール、パラオキシ安息香酸及びトルエンを含む混合物試料を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により分析した。
このことに関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。
なお、HPLCの分析条件は以下のとおりである。


答えは2と4。
1
⇒オクタデシルシリル化シリカゲル(ODS)を使用している為、逆相クロマトグラフィーである。
2
⇒脂溶性はトルエン>フェノール>パラオキシ安息香酸
⇒トルエンが一番ODSに吸着されやすい
⇒最後に溶出するのはトルエン
3
⇒ピーク高さは大きくなるが、総溶出量は変わらない為ピーク面積は変わらない。
4
⇒パラオキシ安息香酸は酸性物質である為、移動相のpHを低下させると脂溶性が上がりODSに吸着されやすくなる。
⇒保持時間が長くなる。

5
⇒リン酸より脂溶性の高いメタノールが増えるとトルエンが移動相に流れやすくなり
保持時間が短くなる。