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オメプラゾールはどこで活性化される?【薬剤師国家試験100回問206】

hachi
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43歳男性。胃潰瘍の治療のため、オメプラゾール腸溶錠20mgを1日1回投与されることになった。

オメプラゾール腸溶錠を適切に使用するための情報として正しいのはどれか。2つ選べ。

1 逆流性食道炎の治療にも用いられる。

2 小腸の管腔内で活性体に変化する。

3 通常、胃潰瘍の治療では、最長8週間まで投薬できる。

4 CYP2D6の活性が低い場合は、オメプラゾールの血中濃度が上昇しやすい。

5 併用すると、アタザナビル硫酸塩の吸収率が高まる。

Q
解答・解説

答えは「1と3」。


⇒胃で活性体に変化する。


⇒オメプラゾールはCYP2C19で代謝される。


⇒オメプラゾールとアタザナビルを併用とするとアタザナビルの溶解・吸収が低下する為、併用禁忌となっている。

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ハチ
ハチ
薬剤師
106回薬剤師国家試験現役合格
大学2年の時に化学を挫折しそうになるも、2年間化学漬けの日々を送り大逆転。
⇒CBT~国試まで化学は殆ど勉強しなくてもOKな状態になった。
⇒国試模試で化学単体で2万人中23位に。
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