パーキンソン病治療薬の構造②【薬剤師国家試験103回問208,209】
hachi
Hachi薬
図のように薬物Aは酵素アに作用する。
薬物A及び酵素アに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1 薬物Aは、酵素アによって、ドパミンに異化される。
2 薬物Aは、酵素アを阻害して、末梢でのレボドパからドパミンへの異化を抑制する。
3 薬物Aは、酵素アを阻害して、脳内ドパミンの酸化を抑制する。
4 エンタカポンは、酵素アを阻害して、末梢でのレボドパから3-O-メチルドパへの異化を抑制する。
5 ドロキシドパは、酵素アによってノルアドレナリンに異化される。
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答え:2と5
薬物A:カルビドパ
酵素A:脱炭酸酵素
1
⇒カルビドパはドパミンに代謝されない。
(構造式を見れば分かる)
4
⇒エンタカポンはCOMT阻害。
5
⇒下図参照。