実践問題
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硫黄は不斉中心なのか?【薬剤師国家試験100回問207】

hachi
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オメプラゾールの構造及びその生体内での変化に関して誤っている記述はどれか。1つ選べ。

1 オメプラゾールはイオウ原子上に不斉中心を持つ。

2 Aはオメプラゾールの分子内置換反応によって生成する。

3 BからCへの変換によって生成する分子Eは水である。

4 Cは酵素Fのシステイン残基と反応してDになる。

5 オメプラゾールは酵素Fを不可逆的に阻害する。

Q
解答・解説

答えは「2」。


⇒AはS=O結合を中心に左右で異なる原子団が結合しているため、不斉中心になっていると言える。


⇒置換反応ではなく、付加反応である。

酵素F:H+-K+-ATPase

関連問題:103回-問213
     105回-問206,207

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ハチ
ハチ
薬剤師
106回薬剤師国家試験現役合格
大学2年の時に化学を挫折しそうになるも、2年間化学漬けの日々を送り大逆転。
⇒CBT~国試まで化学は殆ど勉強しなくてもOKな状態になった。
⇒国試模試で化学単体で2万人中23位に。
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