【薬剤師国家試験】合格できる過去問の解き方を解説

106回現役合格のハチです。
点数:264/345(76%)

今回は過去問の使い方について解説します。


この流れで過去問を解けば合格まで最短距離でいけるよ!
それぞれのステップについては詳しく解説していくので参考にして下さい!
STEP1:まずは過去問を解く!
何よりも先に過去問を解きましょう!
過去問を解くと
- 合格には何点必要なのか
- そのためにはどの科目を勉強すればいいのか
これが明確になるので、今後の勉強がすごくスムーズになります。

点数が上がらない人は
「何となく過去問解いて終わり」
になる人が多いので、目的を頭に入れてやってみましょう!
【重要】本番に近い環境で解く
きるだけ本番に近い環境で過去問を解くのがベストです。
自分の部屋など静かな場所で時間を計って行いましょう。
過去問の入手方法
STEP2:丸付けして点数をメモする
過去問が解き終わったら丸付けをして点数をメモしましょう。
STEP3:過去問の解説を読み込む【最重要】
丸付けをして点数のメモまで終わったら次は解説を読み込んでいきます。

正直過去問でここが一番大変。
でも、国試合格の為に頑張ってやりましょう!
解説の読み方
解説は345問全てに目を通してもらうのが理想です。
ただし、既に解けてる問題や理解している選択肢は確認しなくてOKです。
逆に、
- 全く分からなかった問題
- 正解できた問題でも分からない選択肢があった問題
は解説を読み込む必要があります。
間違えた問題は「関連問題」までチェック!
解説を読んだら+αでその問題の関連問題もチェックするとより知識が付きます。
オススメは過去問の中から関連問題を探すと良いです。
例えば、「尿酸関連の問題」は
これだけあるので、尿酸関連の問題をカバーすることができます。

メディセレは関連問題やオリジナル問題も豊富だからオススメ!
気付いたことは解説に書き込む。
過去問を解いて解説や関連問題に目を通して気付いたことや疑問点は必ずメモとして残しておきましょう。
こうすることで次回見直した時に、調べる時間が削減されて効率が上がります。

解説だけでは足りない知識を補足しておこう!
STEP4:勉強する分野に優先順位を付ける
前述の通り、過去問を解く目的は
- 今の自分の実力を把握する
- 今後の勉強に優先順位を付ける
でしたが、STEP4ではこの「優先順位を付け」を行っていきます。
優先順位を付ける理由は、勉強の効率を上げるためです。
優先順位を付けて勉強するとそのまま点数に直結するので、がむしゃらに勉強してる人と比べて差は歴然になります。
優先順位の付け方は、以下の基準で考えてみて下さい。
- 必須で間違った所
- 正答率が高い問題(目安60%以上)
- 暗記科目(模試や国試直前期)
- 科目数が多い分野(薬理、衛生、実務など)

優先順位を付けたら携帯のメモとかに記録していつでも見返せるようにしておこう!
STEP5:月に1~2回のペースで過去問を解く
過去問の頻度は月に1~2回時間を計ってやるのがオススメです!

過去問以外の日は、STEP4で決めた分野に取り組もう!
模試があったら模試の復習優先!
6年生になると卒業試験や国試の模試などが入ってきます。
そのときはそれらを優先にして下さい!
特に模試は国家試験合格に重要な情報が詰まっているので模試の復習は徹底的に行いましょう!

模試は過去問で出題されていない問題パターンを知ることができるので大きな学びになります!
勉強の効率を上げるための方法
詳しいやり方・考え方は下の記事からどうぞ!

【実例】国試の時のスケジュール

国試の時の1年の流れを紹介します。
当時の最新過去問(105回)を解いて
- 法規
- 衛生
- 物理
- 製剤
が苦手だと分かったので、
この4科目を徹底的に叩き込みました。
241点(70%)
105回の点数が193点だったので8か月で48点UP。
化学で全国23位になる。
- 過去問
- 模試解き直し
- 必須対策
- 苦手な所を集中的に復習
264/345(76%)
合格

今回紹介したSTEP1~5を全て実践した結果です!
最新の過去問を解いて苦手分野を把握できたことが合格の秘訣だと思っています。
各科目で使用した参考書などは【科目別】76%で受かった薬剤師国家試験勉強法にまとめています。
まとめ:今すぐ過去問を始めて合格に一歩近づこう!

今回は国家試験合格のための方法を解説しました。
僕もこの方法で1年で点数を70点上げました。
今すぐ過去問を開いて合格への一歩を踏み出してください!

