理論問題
PR

ビルダグリプチンの性質【薬剤師国家試験102回問107】

hachi
このサイトは商品プロモーション(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

ビルダグリプチンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 ピペリジン環を有している。

2 破線で囲んだ炭素骨格中のすべてのシクロヘキサン環は、いす形配座をとっている。

3 a及びbで示される2つの窒素原子のうち、bの方が塩基性が強い。

4 cで示される不斉炭素原子はR配置である。

5 d及びeで示される2つの炭素原子はいずれもキラル中心(立体中心)ではない。

Q
解答・解説

答えは「2と5」。


⇒ピペリジンではなくピロリジン。


⇒bはアミド窒素なので中性。
 aは第二級アミンなので、塩基性はa>b。


⇒S配置。


⇒d,eいずれの炭素もアキラル。

類題
バレニクリンの塩基性に関する問題【薬剤師国家試験107回問210,211】
バレニクリンの塩基性に関する問題【薬剤師国家試験107回問210,211】
ABOUT ME
ハチ
ハチ
薬剤師
ー経歴ー
・106回薬剤師国家試験現役合格
・107回以降も国試を解き続けてます。
・大学2年の時に化学を挫折しそうになる
 ⇒2年間化学に向き合い大逆転(模試の化学で上位1%以内に成長)
ー主な実績ー
・国試76%(264/345)
・国試の年に日本化粧品1級、アロマテラピー検定1級取得
・ブログ約150記事
記事URLをコピーしました